月曜日の深夜、チャンピオンズリーグのシャフタール・ドネツクとベルナベウで試合し、最後の最後でリュディガーがクロースの上げた球をヘッドで合わせ、劇的な引き分けに持ち込んだ。この結果は今年最初の対戦を引き分けにし、去年も2敗を食らっている相性の悪いシャフタールだけに、何とか「負けなかった」事を喜ぶべきなのだろう。しかし一試合休養して体調万全なキャプテン「ベンゼマ」が、相変わらず「動きに切れ」がなく、得点出来なかったのは心配である。
アンチェロッティは大幅にメンバーを入れ替えて、16日のクラシコに備えターンオーバーして試合に臨んだ。それが、点が取れないまま時間が無くなって、とうとう休ませる予定の「モドリッチやヴィニシウス」を投入したが猛攻虚しく90分が終了。ついにマドリーが敗れるのか?・・・と思った矢先に「ロスタイム残り2分」というギリギリのタイミングで、やっとリュディガーが決めてくれた。リュディガーは相手キーパーと接触して大流血したが、何とか大事に至らず一安心である。しかしマドリーの「点が入らない病」は深刻なものに見える。これはマドリニスタにとって「不安材料が深刻になった」ことを意味する。クラシコは大丈夫なんだろうか?
どちらにしても結果は16日深夜には出る。まあ今回「追い込まれたマドリーは神懸って強い!」という奇跡神話を継続したのが唯一の好材料である。バルサには悪いが、今回のクラシコは泥仕合の末に、「やっぱりマドリーが勝った!」で終わりたい。
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そう言えば前回のCLの試合をダイジェストでもう一度見る機会があって、何と「とんでもなくデタラメな記事」を書いていたのが明らかになってしまい、恐縮しきりである。特に「アザール」が退団したと思っていたら何と今回「先発していて」びっくりした!。それにロドリゴのシュートが華麗なパス回しからのように思っていたのが「どさくさ紛れの粘り勝ちゴール」だったり、ヴィニシウスのゴールも技ありシュートなんかじゃなくて、こちらがパス回しからの「ごっつあんゴール」だったりと、まるで「何を見ていたの?」というレベルの酷い記事なのだ。これは余りにも嘘記事なので猛省すべし!である。もう、超恥ずかしい!
まあ私の書いた記事のことは皆さんに殆ど相手にして貰えてないだろうからどうでもいいとして、一介のマドリニスタを自称する私としては「クラシコ」だけには絶対負けるわけには行かないのだ!(ウソ書いといて偉そうに言うな!・・・すんません)。とにかくマドリーよ、早いとこ復活してバルサをギャフンと言わしてくれ〜!
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ところで録画しておいた、CLの「バルサとインテル」の試合をじっくり観させて貰った。結果はドローだが、バルサも点が取れなくて苦しんでいるみたいである。マドリーと比べて唯一良かった点は、頼みのエースストライカー「レバンドフスキ」がディフェンスの激しい圧力をかい潜り、二発のゴールを決めてバルサを救ったことだろうか。ここ2試合は相手ディフェンスに執拗にマークされ力を発揮出来ず点が入らない試合が続いていたが、ようやく後半にインテルの守りが乱れて来た辺りで、ついに本領発揮、いつもの自信に溢れたレバンドフスキが戻ってきたのバルサにとっては安心材料である。
一方、マドリーの絶対王者「勇者ベンゼマ」はどうかと言えば、相変わらずシュートは打つが枠に飛ばないという状態が続いている。しかも全体にマドリーの攻撃陣は、皆んなシュートしても枠に飛ばず「上の方に球をふかして」しまうのである。バルベルデやヴィニシウスやロドリゴといったド迫力FW陣の波状攻撃も、枠に飛ばなければ点にはならない。これがマドリー不振の原因じゃないかと、素人ながら思っている事だ。シュートが枠を外れたりキーパーの正面だったりするのが余りに多いというのは、単に「ついてない」で済まされない「チームの乱れと焦り」が根本にあると感じた。チーム状態はとても悪いみたいに見える。この状態でマドリーとバルサの戦力差は五分と五分。明暗を分けるのはベンゼマとレバンドフスキの出来次第である。
さあ、決戦のベルナベウで、いざマドリニスタの歓喜の雄叫びを聞こうじゃないか!
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