明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

2024ゴルフ練習日誌 (46)今年の打初めはシャンクで始まった(上)

2024-01-07 15:26:05 | スポーツ・ゴルフ

3日にゴルフパートナーに行った。ちょっと早いかなと思ったが結構人が来ていたのにはびっくりである。よっぽどゴルフが好きなのかそれとも暇でする事がないのか、とにかく5台あるブースは満員だった。私は一番奥の場所に陣取って、8番アイアンから打ち始める。記念すべき今年の一発目、エイヤッと振ったら真横に飛んで威勢よく壁に激突した。2024年の初打ちは結局「トホホ」なショットに終わったがこれも想定内。その為に一番奥のブースを選んでいる(正解だった)。

気を取り直して正しく打ち出すチェックポイントを再確認してからもう一度トライしたら、今度は狙い通りのドローでそこそこの当たりが飛び出した。準備をしっかりやって決めた通りのことを忘れずに実行すれば、ほぼほぼ狙い通りに打てることが分かってきた。この一連の動作には「当てる、または、飛ばす」は入っていないことに注意したい。人間とは不思議なもので、どんなに一連の動作を頭で完璧に描いていてもいざ当てようとか飛ばそうとか欲望が目の前にチラついた瞬間に全て吹っ飛んでしまって、只々インパクトのことしか頭に残ってないのである。単純だなぁ・・・。

と言うわけで、ボールのことは一先ず横に置いといて、スイングを「決めた通り」に正確にトレースすることに集中することにした。なお、今年初の練習で「お尻を持ち上げて骨盤を前傾する」ことを覚えたのは進歩だった。腰が安定するとスイング全体がスムーズに動く。これをアドレスから意識しておくと見た目にもカッコいいので、年々腰が曲がってくる年寄りには必須だと思う。

○ 一応スイングのチェックポイントを羅列してみた。

1、打つ態勢を作る

① 左尻を引く
ここ迄にクラブの上げ方とか肩の回す位置とか体重の掛け方とか色々とチェックポイントがあるが、それらは言わば跳び箱を飛ぶ時の「助走」に当たる動きだと思う。その助走の総仕上げの動きが、この「左尻を後ろに引く」ことだと私は考えた。いい形でお尻を引いて体全体が「力が溜まって」弓を引絞ったような態勢が取れていれば、まず合格だと思う。勿論この時に体の各部分がどのような位置にあるべきかは色々と試行錯誤を繰り返して練習し決めていくしかない。要するに「決めた場所に」持っていくことが重要じゃないだろうか。あるべき位置にクラブや体のパーツを置くことができれば、後は力をインパクトまで緩まずに出し切ればいい。まず正確に形を再現出来るかどうか、それがスイングの結果を左右すると私は思っている。

② 左広背筋を伸ばして右前に頭を固定する
球を狙った方向に飛ばすにはヘッドの軌道が何より大事だと思う。つまりクラブパスである。勿論スムーズに加速させるにはトップの位置も重要だし、途中のダウンスイングの腕の使い方とか肩の回転方向とかも大事である。しかしそれらはあくまでヘッドの軌道が決まっている場合にそれを「実現する」為のテクニックであって、「スイングの本質」ではないような気が私はしている。スイングの本質とは「球を飛ばすエネルギー」である。左広背筋を伸ばすというのがスイング全体の中で「一番大事なポイント」では無いだろうか。ここが伸ばされているからこそ、クラブを正確な軌道で振ることができるし、またボールに与えるエネルギーも大きくなる。

③ 頭を右前に固定
頭を右前に固定するのは態勢作りの一つだ。そして右前に置くということは左広背筋を伸ばすことにつながる(パワーを作り出す方法の一つ)。さらに重要な効果は「スイング軌道をインサイド・インに確定させる」のに絶大な威力を発揮するということだ。昔中島常幸が「正面を向いて右に打ち出せれば本物のドロー」と言っていたが、中々右には思い切って打ちだせないものである。アマチュアは先ず「この正面を向く」ことに徹した方がいいと思う。正面を向いてインサイド・インに振りハンドファーストに球を捉えていれば、ボールに当たるヘッドの角度は「真っ直ぐかやや右を向いたドロー」になっている筈だと思う。そうすれば当たり所が悪くてシャンクとか出なければ、綺麗なドローで球は目標方向に飛んで行く(ならいいんだけど)

(続く)



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