明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

女子ツアー最終戦

2017-11-27 00:30:00 | スポーツ・ゴルフ
鈴木愛はパットの名手とさんざん言われるが、先週今週と「あまりパットが入っていない」というか「下手なんじゃないか」と思ってしまった。賞金女王というプレッシャーが相当重くのしかかってプレーにも影響が出てきているのだろうか。だとすれば、鈴木愛のメンタルは「?」となる。こんな気分で最終日のCS「1番ホール生中継」を見ていたら、解説の平瀬真由美が「入らない入らないと言うけれど3日間平均パット数は28ですからね」と言うのを聞いて、「やっぱり上手いのか」と改めて感心した。確かに3パットはあんまり無いが、それってトッププロであれば当たり前だと思うし、テレサ・ルーだって3パットなんかしないのだから、やっぱりゴルフの実力は総合力だと思うのだ。今回のリコーカップは上位にテレサ・ルー、イ・ミニョン、申ジエ、李知姫、アン・ソンジュと、予想どうりの韓国勢ラッシュである。一人台湾のテレサが実力でトップを独走中だが、イ・ミニョンの実力も相当なものである。何しろ1番から18番までずっとバーディーパットを打ち続けているのだから、その怖さは半端ない。日本人は永井花奈が新人ながら頑張っているだけで、後はドングリの背比べ。弱いねぇ。

10時から酒を飲みながら録画を見始めたが、テレサは落ち着いていてバタ付くところが全然ない。やはりメジャーチャンピオンの貫禄だな、とまたまた感心する。とにかく「大門未知子じゃないが」失敗しないしバーディーも取るから見ていても安心だし、余裕すら感じるプレート振りだからさすがだ。終盤プレッシャーに煽られてドタバタ苦しんだ福田真未とはエライ違いである。まあ実力も経験も違うんだからしょうがないともいえるが、同じツアー選手としても「数段上」であることは間違いない。鈴木愛が8位でフィニッシュした時点でほぼ賞金女王は決定となり、後はテレサが優勝して今年のシーズンは終わるだけで興味は半減した。やっぱテレサは何と言ってもショットが素晴らしい。LPGAのホームページから選手のデータを調べると、パーオン率3位、平均パット数5位、バーディー数2位、ドライビングディスタンス4位、パー4平均スコア1位、パー5平均スコア2位、全てに於いてトップの力があるのだから勝つのも当たり前である。唯一フェアウェイキープ率が55位とちょっと悪いが、これは飛ばし屋の宿命であろう。もしこれが75%とか出ちゃったらもう、パーオン率100%とか出ちゃって「リンダ困っちゃう~」状態である。

彼女は人柄も良く、日本の女子ツアーに溶け込んでいて実に好感が持てる。今年のリコーカップはキムハヌルも最後に2発イーグルを決めてファンの期待に答えるなど、出場すた選手がそれぞれスーパーショットを見せてくれて大いに盛り上がった。まあ日本人が全く活躍しなかったのはいつもの通りだから驚きもしないが、彼女達ももっともっと練習して「世界に通用する技術を磨く」必要があると痛感した。要は下手、ということに尽きるのである。テレサやイミニョンや申ジエやキムハヌルを見ていると、この先暫くは「まだまだ韓国勢の天下」が続くんだなと、哀しいことだが諦めざるを得ない。

ところで私は昨日、御徒町の二木ゴルフでタイトリストのVG3の4番ウッドを買って、早速今日いつも行っているゴルフ練習場へ「試し打ち」に行ってきた。ルンルンで打って見たが、結果はメロメロ・ボコボコである。まあいい、おいおい練習して使いこなせるようにするだけである。人生はたゆまぬ努力と「明日にかけるポジティブ思考」で成り立っている。日本女子ツアーがこれからも人気を保ち続ける為には、身長168cm以上・スレンダーなボディに「ちょっとお嬢様」みたいな上品な仕草と笑顔が魅力の「スーパースター」が出て来る必要がある。技術はテレサ、飛距離は葭葉ルミ、パットは鈴木愛、みたいなスーパースターで尚且つ「若くて背が高く、綺麗なうえに人柄も上品」な~んて選手が出てこないかな~。これはなにも冗談を言っているのではない、タイガー・ウッズが出てきた時には「そのくらいの衝撃」があったのだ。日本女子ツアーにもそんな実力を備えた美女ゴルファーが出てきても、全然おかしくない。いや、出てきて欲しいものである。

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