書初めはりだしました～

素敵な作品に囲まれて、幸せです～

一対一

小学生にとって、親以外の大人と一対一で向き合って習う機会はそうそう無いことです。
書道塾にはそれがあります。

親を敬い、自分と異なる意見の存在を認め、社会に貢献することの意義を習うところでもあります。
書技向上と同時に心を育てる場でもあると考えています。
だからこそ、書道塾で教える立場の者は、書を通して色々な切り口を見せてあげなければなりませんね。
人間力磨きに精進しないと。

書道の『道』は人の道。
茶道花道は言うに及びませんが、柔道や剣道も、結果だけにとらわれず、人の道を学び、正しい生き方を学ぶ事です。

競争に勝ち、数字を支配しようとした結果、数字に支配され、競争に負け、全てを失い、それまでの生き方が間違っていると気付いた時、人はどうなるのでしょうか。
実はその時に進むべき『道』が見えてくるのです。
そう、『道』はいつどんな時でも、全ての人に開かれるのです。

書道を始めるのに早い遅いはありません。
姿勢を正して墨の香りに包まれながら、真白き紙と向き合えば、そこにぼんやりと、でも次第にはっきりと、ご自身が何処にどのようにして進めば良いのかが見えてきます。

書道の力って凄いですよね～


杉山