燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

幻のホームラン

2005-06-01 21:13:02 | 我が母校
ところで、昨日の慶早決戦の8回裏の慶應義塾の攻撃で、前代未聞の出来事が有った。
1アウト後、代打・金森君の会心の一打は見事右中間スタンドへ。ダイヤモンドを1周し、歓喜の輪の中ベンチに迎えられる金森君。
ところが、その直後予期せぬ出来事が…。
なんと、ホームベースを踏んでいないという相手キャッチャーのアピールを審判が認め、アウト!
ネット裏で観ていた私も、真偽のほどを断言できるほど凝視していたわけでもなく、おそらくそうだったんだろうなって感じで、その場では納得するしかなかったんだけど…。
その時の映像がテレビのニュースで伝えられてたらしく、それを観ていた駅前の焼き鳥屋の旦那が、「あれは踏んでたよ。」だって!
そもそも、それほど微妙なレベルなのに、あの大事な試合で相手のアピールを簡単に受け入れて、ホームランを取り消しにしていいわけー?!
ホームランは完璧な当たりだったわけだし、「疑わしきは罰せず。」が、試合の行方を預かる審判として正しい判断だったと、私も思うし、焼き鳥屋の旦那もそう言ってました。
ここで今さらそんなこと言ったところで、なんら結果は変わらないのはわかってるけど、慶早戦のホームランと言ったら、その選手にとっては一生の勲章なわけで、公式記録に残らないのなら、せめて非公式な形で、彼のホームランをこの場で讃え、永遠の記憶として留めたいと、この記事を書くことにしたわけです。

コメント (6)
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