燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

愛?それともお金?

2005-06-28 23:29:04 | 徒然
さっきテレビを観てたら、「世界バリバリバリュー」って番組で、偶然母校の特集やってて、スタジオに来てた50人の現役女子塾生(慶應義塾では現役学生をこう呼ぶ。)に対する最後の質問。
「もしあなたが結婚するとしたら、年収3000万も有るけど浮気症の男と年収600万しかないけどあなただけを愛してくれる男、どっちを取りますか?を取る方はスイッチオン!」
パネラーのゲストの皆さんは、36~45人(/50人中)と予想。
私の予想は、「えーっ、そんなにいないでしょ、今時の若い子たちならせいぜい20人!」
そして結果は、29人でした。(私の予想からしたら、マシな方だった。)
結果が出た後、私の同期生・石原良純氏が、後輩である現役女子塾生連中に説教してましたけど、わかってないなー。
恋のから騒ぎ」でも観て、現代女性の感性を、もちょっとお勉強なさった方がよろしいかと。
(私は勉強のため、毎週欠かさず観ております。)
現実を知ってしまった我々の世代が若い世代に夢を託したところで、今の現役世代も既に現実ってものを早くから知っちゃってるんですよ、今の日本は。
そんな今の若い世代が担う将来の日本って…、ちょっと不安です。

そう言えば、週末に行った熱海の海岸の浜辺に、「お宮の松」というのが在る。



かの名作「金色夜叉」で、お金のために自分との愛を捨てる恋人「お宮」を主人公「貫一」が足蹴にする場面を想起する観光名所なのだが、
そんなの当たり前じゃーん!って感性の昨今、熱海の栄華が移ろい行くのを象徴するような存在だと感じたのは、私だけだろうか。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする