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燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

夏に春のリーグ戦

2020-08-15 18:35:00 | 我が母校
今年の東京六大学野球春季リーグ戦、コロナの影響で中止になったものと思っていたら、開催時期をお盆の1週間にズラし、各対戦を1試合ずつに絞ることで、開催にこぎ着けた。
今日は、伝統の慶早戦。変則開催のため、いつもなら最終週に組まれるところ、この大会に限り6日目・土曜日に組まれている。試合数が少ないためいつもより割高な特別招待証を購入してありながら、なんと先着3,000人しか入れないとな!というわけで、開門時間に到着となるよう、帰省先の栃木を朝8時に出発し、チケットは無事入手できた。もちろんエールはなし。座った席の番号を控えておくよう要請有り。等々、異例ずくめのリーグ戦となった。



いざプレーボール!早稲田の先発は、エースでキャプテンの早川君。慶應義塾の先発は、おそらくリーグ戦初先発の増居君。戦前の予想通り、序盤戦早川君の前にまったくいい当たりなく、むしろ早稲田が押し気味だった。3回表、嶋田君のピッチャー後ろのボテボテの内野安打をきっかけにつかんだ2アウト3塁のチャンスで、明治戦から1番に抜擢された新美君がレフトスタンドに飛び込む価千金の2ラン!この日初めてまともに飛んだいい当たりで慶應義塾が先制!



6回裏けん制悪送球で招いた1アウト3塁のピンチで、セカンドへの高いバウンドの内野ゴロの間に同点に追い付かれ、続く2アウト1・2塁のピンチで、センターへのクリーンヒット。逆転を覚悟したこの場面で、ホームランを打っている新美君がドンピシャ・ストライクの好返球でタッチアウト!再び流れを引き寄せると、7回表2アウトから代打で登場した藤元君が、なんと当たった瞬間それとわかるレフトオーバーのホームラン!その裏から木澤君を投入し逃げ切りを図るも、最終回フォアボールをきっかけに招いた2アウト2塁で、金子君に三遊間をゴロで抜かれ、痛恨の失点!延長タイブレークに突入。代打に起用された橋本君の右中間3ベースで勝ち越し。その裏、生井君が1アウト満塁のピンチをしのいでゲームセット。



新美君に藤元君さらに橋本君と、去年までの主力とは違うメンバーがヒーローになっているのはいい流れだし、今年から采配を振るっている堀井監督が、彼らの活躍を引き出している印象。これで、明日の法政戦が優勝をかけた大一番になった。昨年秋から連覇なるか?


大善戦も一歩及ばず

2019-11-23 20:26:00 | 我が母校
伝統のラグビー慶早戦、雨が降ってるというのに、スタンドはほぼ満員!

直前の明治戦を惨敗してるし、一方的な試合になると思いきや、今日のラグビー部は大健闘!前半にトライを挙げ、前半は10―10の同点で折り返し。



後半も一進一退の展開で、早稲田にトライを奪われ勝ち越された後、早稲田ゴール前に肉薄するも、今一歩ゴールに届かず、そのままノーサイド。

大善戦!この内容が、来シーズンにつながると信じたい。


祝全国制覇

2019-11-20 16:34:00 | 我が母校
今年の野球の見納めは、明治神宮野球大会。母校の最後の勇姿を見届けるべく、午後半日休暇を取得し、神宮球場へ。
ここのところ、全国大会は東京六大学代表が優勢で、ほとんどの大会で優勝している。例外が慶應義塾で、一昨年の明治神宮大会(秋)は初戦敗退、昨年の大学選手権(春)は準決勝敗退と、六大学代表としてふがいない結果に終わっている。いずれの大会も、六大学野球が激戦で、特に投手陣の疲弊が著しく、リーグ優勝するまでに力を使い果たしていた印象だった。しかし、この秋は違う。春に比べて投手陣の層が厚くなり、その分個々のピッチャーにかかる負担も軽くなった。初戦・準決勝を通じて失点はわずかに1。元々今年の目標は全国制覇。2000年第31回大会以来19年ぶりの優勝なるか。

1回表、2アウト1塁から4番郡司君の2ランで先制。



その後慶應義塾打線は、関西大学の先発・森君の前にまったく快音が聞かれず、展開的にやなムードだったが、今日の高橋佑樹君は、絶好調。なんと7回まで1人のランナーも許さないパーフェクト・ピッチング!



8回表に郡司君のしぶといライト前タイムリーを皮切りに4点を追加し、終わってみれば、8-0で完勝。



この秋の慶應義塾は、やはり強かった。
来春の全国大会連覇に期待!


ラグビーは明治に惨敗

2019-11-10 16:02:00 | 我が母校
六大学野球が終わると、本格ラグビー・シーズンの到来。優勝争いが佳境に入るわけだが、今年の慶應義塾は、早々に筑波・日体に敗れ、この時点で優勝戦線から脱落。今日の明治戦も苦戦必至だろう。

開始早々相手ペナルティからゴールを決めて3点先取するも、慶應義塾の得点はこれが全て。明治の鉄壁の守りを最後まで打ち破ることができず、終始自陣という一方的な試合になってしまった。



来年の復活に期待したいところだが、立て直しにはまだまだ時間がかかりそうだ。


完全優勝も逃す!

2019-11-04 18:17:00 | 我が母校
10戦全勝優勝を阻まれ、迎えた慶早第3戦。
野球部のシーズン前の目標は、勝ち点5の完全優勝。ここを勝って、明治神宮大会に駒を進めてほしいところだが、はたして?

1回表、1アウト1・2塁から、郡司君のセンター前タイムリーで、幸先よく1点先取。



慶應義塾の先発は、昨日のリベンジを期した森田君。その立ち上がり、1アウトからヒットで出たランナーの盗塁を刺し、2アウト。ホッとする間もなく連打、さらに檜村君のレフトオーバー2ベースであっさり逆転されてしまう。直後の2回表、フォアボール・送りバントのフィルダースチョイスで迎えたノーアウト1・2塁のチャンスで、柳町君の当たりはショートの右セカンド・ベース寄りの強いゴロ。ショートが自分でベースを踏んで余裕でアウトのファーストへの送球が、なんと大暴投!2死後今度はセカンドがファーストへ暴投!!この回、ノーヒットで2点を挙げ、逆転。その裏、ノーアウト1・3塁のピンチを切り抜け、完全な勝ちパターンと思いきや、その後慶應義塾打線が、野口君・早川君の前に完全に沈黙。6回裏、高橋佑樹君が岩本君に打った瞬間やられた!というレフトスタンドへのホームランを喫し同点。同点のまま迎えた9回裏、先頭の岩本君の左中間2ベースをきっかけに招いた2アウト1・3塁のピンチで、金子君の当たりはファースト左へのライナー。これを嶋田君が後ろに逸らし、サヨナラ負け。



スコアは3-4だったが、3得点の内2点は相手からもらった得点で、内容的には完敗だった。昨日といい今日といい、早稲田投手陣の前に打線が完全に沈黙。いずれも勝つチャンスがおおよそ見い出せない試合で、明治神宮大会に向け、打撃陣の調子落ちが懸念される。さらに、投手陣では、森田君の2戦続けてのノックアウトが大いに気がかりだ。他に信頼できるピッチャーの頭数は揃ってるし、負けが許されない明治神宮大会では封印した方がいいかも。