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燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

辛くも引き分けに持ち込む!

2020-10-18 17:04:00 | 我が母校
東京六大学野球秋季リーグ戦優勝への第2関門・明治戦。その明治、お盆週に開催された春季リーグ戦で東大以外に全敗、戦前は優勝から最も遠いと思われてたが、なかなかどうして。初戦の対早稲田2回戦引き分けで辛うじて連敗を逃れるや、立教・法政相手に連勝!今週慶應義塾相手に連勝したら、一躍優勝戦線本名に踊り出る勢いで、厳しい戦いが予想される。

慶應義塾の先発は、エース・木澤君。



今日の木澤君は好調で、明治打線にほとんどいい当たりを飛ばされない上々の滑り出し。その間4回裏に連打と送りバントで迎えた1アウト2・3塁のチャンスで、福井君がレフトに犠牲フライを運び、1点先取。その後打線が明治先発・入江君の前に沈黙し、迎えた7回表。先頭バッターにフォアボールを許した後、次のバッター・植田君の時、バントシフトに対し強攻策。これがハマって、3塁線を抜ける2ベースとなり、1塁ランナー一挙生還。さらに送りバントと犠牲フライで逆転される!
完全な負けパターンの展開で迎えた9回裏。先頭の渡部君がフォアボールで出塁1死後、正木君のライト前でバウンドした打球を、ライトが頭上を越され、1塁ランナー一挙生還し、同点!申告敬遠でさらに続く1アウト満塁のチャンスは後続が倒れて、引き分け。



明治に連敗するとその時点で優勝の望みが絶たれる状況での初戦を、辛くも引き分けに持ち込めたのはデカイ!明日勝てば早稲田との一騎打ちという展開になるが、果たして?!


第1関門突破

2020-10-04 12:55:00 | 我が母校
慶立第2戦の慶應義塾の先発は、予想通り森田君。



その森田君、上々の立ち上がりで、序盤戦無失点。その間に、3回戦裏廣瀬君のサード前ボテボテの内野安打で先制。



続く4回裏、ゲッツー崩れに今度はセカンド前ボテボテの内野安打で2点追加。
今日の試合最大のピンチは5回表。ヒット・2ベースで2点差に迫られ、なお1アウト3塁。迎えるバッターはここまで2打数2安打の三井君。三井君の当たりは強い当たりもファースト正面でサードランナー動けず、後続倒れてこの回1点止まり。ここを1点でしのげたのが、大きかった。昨日同様最終回に登板した生井君が、東君に一発を喫するも、大勢に影響なく、4ー2で勝利。4得点中2得点が内野安打によるもので、運も味方した勝利だった。

各校と2試合ずつしか対戦しない今シーズン、優勝を狙うなら、立教・明治には連勝しておきたいところ。まずは第1関門突破。

乱打戦を制し先勝

2020-10-03 16:49:00 | 我が母校
東京六大学野球秋季リーグ戦第3節。優勝に向けたサバイバルが本格化する週末だ。

慶應義塾の相手は立教。結果は、11ー6で勝利。
スコアが物語る乱打戦。5回表に4番正木君の2ランで5点差。



続く下山君の連続ホームランで6点差。この時点で楽勝と思いきや、先発木澤君がピリッとせず、その裏タイムリーで2失点。7回に2ランを喫し、あっという間に2点差。序盤からいい当たりをされてた木澤君をあそこまで引っ張るかねえ!最終回にキャプテン瀬戸西君の2ランで再び突き放し、8回から替わった生井君が締め、ゲームセット。



一方第1試合の早稲田ー法政は、しびれる投手戦を早稲田・早川君が抑え切り、2ー0で勝利。対象的な試合展開だが、野球というスポーツは、ピッチャーが抑えてなんぼ。いいピッチャーは、そうそう打てるもんじゃない。とすれば、今週末の早稲田ー法政が事実上の優勝決定戦なのかもしれない。


初戦東大相手に大苦戦

2020-09-26 13:06:00 | 我が母校
東京六大学秋季リーグ戦が先週開幕。慶應義塾は、1週待って今週の東大戦が初戦になる。春季リーグ戦は、新型コロナの影響でお盆期間各カード1試合のみの超変則開催だったが、秋季リーグ戦は1試合増えて、各カード2試合。いつもにも増して1試合の重みが増した。春季リーグは、最後に法政の打棒に屈したが、その雪辱なるか。

あいにくの小雨模様で、今日は、屋根の有る2階席で、初戦の東大戦を観戦。お盆のリーグ戦で8回までリードを許す大苦戦だった侮れない相手だ。

慶應義塾の先発は、木澤君。



その木澤君、立ち上がりからピリッとしない。コントロールが定まらず、ボール先行の苦しいピッチング。

打線の方は、1回裏リーグ戦初スタメンに抜擢された廣瀬君のレフトスタンドぎりぎりに飛び込む2ランで、幸先よく先制。



慶應義塾打線の見せ場が、まさかこれが最後になるとは!相手エラーにつけ込んで2回に1点追加するも、4回以後7回まで東大先発・井澤君の前にノーヒット。東大のヒットの数は慶應義塾の5本を上回る6本で、中盤以後ピンチの連続で防戦一方の展開だった。
前途多難な船出となったが、勝てたことがなにより大事。


最終戦で力尽きる

2020-08-16 14:40:00 | 我が母校
お盆連休のフィナーレは、東京六大学野球慶法戦。ここまで双方全勝で、事実上の決勝戦だ。もちろん、この大一番を観戦すべく神宮球場へ。当然今日は法政大学関係者も多数来場してて、開場と同時に長蛇の列!



注目の慶應義塾の先発は、予想外の関根君。その関根君、3回まで9人パーフェクトのこれ以上ない立ち上がり。その間効率よく3点先制し、優勝に手がかかったと思ったのも束の間、4回表にホームランを皮切りにいい当たりを連発され、逆転されてしまう。逆転されてから森田君を投入するも、さらにタイムリーで追加点を奪われ、この回一気に5失点で形勢逆転。7回表2アウトから決定的な2点を奪われ、勝負あり。



スコアは、4ー7。結果的には力負けだが、3点先制してただけに勝つチャンスは充分有る試合だった。逆転された4回、1点差に迫られた段階で、ピッチャー交替でしょう。優勝がかかった最終戦、信頼度の高いピッチャーはどんどん投入すべきで、相手打線がタイミングが合って来た先発を逆転されるまで引っ張ってどうする?慶應義塾にとっては、いいピッチャーを温存してる間に逆転された形で、あの回で試合の流れが一気に法政に傾いてしまった。

この悔しさをバネに秋シーズンの雪辱を期待したい。