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燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

偉業達成ならず!

2019-11-03 22:03:00 | 我が母校
91年ぶりの10戦全勝優勝がかかった、慶早2回戦。その間一度もチャンスがなかったかというと、たしか2001年秋にもここまでこぎつけてて、その時はそこから早稲田に連敗し、勝ち点5の完全優勝も逃している。あの時は、早稲田に現ホークスの和田がいて、正直優勝できただけで大満足だったが、今年は状況が違う。

もちろん、慶應義塾の先発は、今シーズンの立役者・森田君。シーズン防御率0もかかったマウンドになったが、初回いきなり連続2ベースを浴び、先制される。



さらに連打でノーアウト満塁の大ピンチから、瀧澤君のライトへのライナーを中村君がダイビングキャッチするも、これが犠牲フライとなり、さらに檜村君のセンターへのポテンで早々に3失点!1番から5番までズラリ左を並べた、早稲田・小宮山監督の采配がハマった形だが、打たれたのはほとんどカウントを取りに行くスライダーだったように見えた。やや甘く入ったにしても、若いカウントのスライダー狙いの指示も徹底していたのかもしれない。
その後、双方大事な場面で守りのミスが出て、2点ずつ取り合って迎えた8回。1アウト1塁からランナーを走らせたところでレフト線2ベースで痛い追加点。さらに続くピンチで、なんと早稲田ベンチがスクイズ!これがファーストへのファールフライとなり、後続倒れて、1失点に止めたが、差は4点に。その裏、今西君がなんと3連続フォアボールで降板。替わった西垣君が郡司君にフォアボールで押し出し!ここで1本出てたらまったく試合の行方がわからなくなるところだったが、期待の正木君はセンターフライ。犠牲フライにはなったが、この回2点止まりで、勝負あり。
展開的には、2回裏にフォアボール・ライト前ヒットで迎えたノーアウト1・3塁のチャンスで無得点に終わったのが、なんとも痛かった。

ここまで接戦の連続で、接戦を全て勝つというのは至難の業。91年ぶりの重みを痛感。



ここで一つ負けておいたことが、負けが許されない明治神宮大会の優勝につながると信じたい。


まずは優勝

2019-11-02 17:42:00 | 我が母校
東京六大学野球秋季リーグ戦のクライマックス慶早戦。優勝へのマジックは1。今日勝って、優勝を決めたいところだが、はたして。

慶應義塾の先発・高橋佑樹君、早稲田の先発・早川君、いずれも無難な立ち上がりだったが、2回裏、先頭の加藤君の打球をファーストの嶋田君が下がって取ってセーフにしてしまったのをきっかけに、中川君のライト前タイムリーで先制を許す。さらに、早川君にも1・2塁間を抜かれたが、ライト・中村君のノーバウンド返球でホーム寸前タッチアウト!これが大きかった。直後の3回表に2アウト1塁から、下山君のセンターオーバー3ベースで同点。6回表、郡司君のレフトスタンドぎりぎりに飛び込むホームランで勝ち越し。



8回表、郡司君の2打席連続ホームラン、さらに後続がつないだ1アウト満塁のチャンスで、瀬戸西君の走者一掃の左中間2ベースが飛び出し、勝負あり。

これで優勝は決めたが、目下開幕から9連勝。ここまで来たら、完全優勝を達成してほしい。キャプテン郡司君のインタビューも、なんら浮かれたところなく、帰ったらミーティングだそうな。



優勝マジック1

2019-10-20 18:33:00 | 我が母校
慶應義塾先勝を受けた慶明第2戦。世間の注目は、ラグビー・ワールドカップと日本シリーズだけど、自分の最注目は、六大学野球だぜい!

慶應義塾の先発は、予想通り、森田君。



今日の森田君、立ち上がりから好調で、相手に付け入る隙をまったく与えない完璧なピッチング。4回表明治、簡単には攻略できないと見た先頭バッターの陶山君がセーフティバント!これを郡司君が、1塁に悪送球で、いきなりノーアウト2塁のピンチ。投げてもアウトにできそうもない絶妙のバントで、あそこはファールになるか見極めてほしかった。1死後、北本君の振り遅れた印象の打球が1塁ベースをかすめるラッキーな2ベースで、先制点を許す。
5回裏、デッドボールのランナーを2塁に進め、今シーズン絶好調の下山君の右中間2ベースで同点。その後双方攻撃の糸口をつかめないまま迎えた9回裏も2アウト。このまま延長戦に突入かと思われたが、小原君のレフト線2ベースが飛び出し、サヨナラのチャンス。瀬戸西君の敬遠フォアボール後、代打・橋本君のセンターオーバーのタイムリーで、サヨナラ勝ち!



8連勝で、優勝マジックは一気に「1」に。全勝優勝も現実味を帯びて来た。が、相手は早稲田。まだ油断は禁物だ。



優勝マジック3

2019-10-19 14:20:00 | 我が母校
目下6連勝の慶應義塾の今週の相手は明治。先のドラフト会議でカープから1位指名を受けた森下君を擁し、春は連敗している難敵だ。優勝するには最低でも1つ、できれば2つ勝って勝ち点を挙げたいところだが、はたして?

明治は当然森下君の先発と思いきや、なんと伊勢君。初回、立ち上がり制球が定まらない伊勢君からフォアボールで出たランナーを柳町君のホームランで返し、幸先よく2点先制。



その裏、やはり制球が定まらない高橋佑樹君が、フォアボールで出たランナーを添田君のタイムリーで返され、あっさり失点。その後続いた2アウト2・3塁のピンチ、さらに3回裏の2アウト満塁のピンチをどうにかこうにかしのいで迎えた5回表。柳町君がヒットで出塁後、郡司君のライトオーバー2ベースで、ノーアウト2・3塁の追加点のチャンス。パスボールで1点追加、1死後、今日嶋田君に代わってスタメンに抜擢された福井君のレフトへの犠牲フライで2点追加。



6回裏、1アウトを取ったところで、先発の高橋君がおそらく指のマメをつぶすアクシデントで降板も、今シーズンの慶應義塾投手陣は安定していて、つないだ3人がそれぞれ無失点に抑えて、そのまま4ー1でゲームセット。
難関の明治戦の初戦を取ったのはデカイ。優勝まであと3勝。


法政の優勝に待った!

2019-10-15 17:43:00 | 我が母校
慶應義塾先勝を受けた慶法2回戦。元々の日程は土日祝で、1勝1敗になっても休日に第3戦まで観戦できるところだったのに、件の台風。その影響で、土日の試合は中止。台風と1勝1敗に備えて半日休暇を取ってあったが、さすがに明日まで休むのは無理。なんとか今日連勝で勝ち点を取ってほしいところだが、はたして?

慶應義塾の先発は、予想通り森田君。先の立教戦完封の真価をを問われる一戦だ。



森田君、立教戦ほどの出来ではなかったが、強打の法政打線を5回まで4安打0点に抑える好投。
打線は、3回表、4番キャプテン郡司君のセンター前タイムリーで先制。その後膠着状態が続き、双方チャンスは作るものの決定打が出ず、終盤へ。6回裏、慶應義塾ベンチが、そこまで無失点の好投だった森田君に代え、増居君にスイッチ!流れが向いている時には動かないのが勝負事の鉄則だと思うのだが…。あるいは森田君に何らかのアクシデントが有った?6回のピンチはしのいだものの、7回から代わった生井君が先頭バッターに2ベース打たれ、つないだ高橋亮吾君がレフトオーバー2ベースを喫し同点。さらにライト前ヒットで逆転かと思われたがライトは強肩中村君。ドンピシャの1バウンド返球で、ホーム・タッチアウト!このプレーが慶應義塾を救った。
迎えた9回表、先頭の嶋田君がショートのお手つきで出塁したのをきっかけに得た1アウト満塁のチャンスで、下山君がライト前勝ち越しタイムリー。下山君、今シーズンレギュラーに抜擢したベンチの期待に応える活躍ぶり。



この回さらに郡司君が押し出しのフォアボールを選び、1点追加。最後は、昨日同様津留さき君がピシャリと締めて、3ー1で快勝。
これで、優勝の行方が最終週の慶早戦まで持ち越されることになった。去年の秋とほぼ同じ展開で、去年は最後の最後に力尽きて優勝を逃したが、今年は去年とは投手陣の状態がまったく異なる。残る明治戦早稲田戦で勝ち点を取って、目標にしてた完全優勝を達成してほしい。