気になる鍾漢良（ウォレス・チョン）2009年の活動

さて、2009年の鍾漢良です。相変わらず、ドラマ三昧ですね。さらに2008年から始まった「火線追兇シリーズ」にも参加していますので、休む暇があったのでしょうか。という感じです。

＊3月には、「康朝秘史」で監督だったヒットメーカー尤小剛（ヨウ・シャオガン）がプロデュースしたドラマ「內線」で梁冬哥を演じます。
＊第二次世界大戦中が舞台で、ストーリーは、共産党軍と国民党の戦場となった長江沿いの都市での戦いを描いたもの。鍾漢良は司令長官の側近秘書。ヒロインは「薔薇の江湖」で共演した孫非非（ソン・フェイフェイ）で（多分、国民党の）スパイを演じます。戦争に巻き込まれた男女の愛を描いている模様。
＊同名小説のドラマ化のようで多少、日中戦争にも触れられているようです。
＊なお、このドラマは「四大衛視（中国の４つの大きなテレビ局）」で最高視聴率を獲得したとのこと。

＊続いて10月には，ハートフルコメディ・ドラマ「不如跳舞」でダンサーの羅鵬として出演しました。主演は監督も務めた張國立（チャン・グオリー）。ストーリーは、奥さんと離婚した大学の教師（だと思います）が、ある日ダンス教室の女性ダンサーを見て、自分の人生を変えるためにダンスを始めるという「shall　we　dance」的な話のようで、鍾漢良は主人公が憧れたダンサーを愛してるが上手くいかず、主人公のダンス上達の手助けをするというものだそうです。監督がこの配役は映画「鬥愛」を観て決めたといっていましたが、さすが、鍾漢良のダンスの腕前という感じでしょうか。

＊11月には、ドラマ「來不及説我愛你」で慕容灃（慕容四少）を演じ、高視聴率を上げ続けました。このドラマはネット小説家、匪我思存の作品が原作になっています。ヒロインは、李小冉（リー・シャオラン）。時代背景は世界大戦中のようで、鐘漢良はオオカミの乳で育った（孤児なんですかねぇ）若い将校を演じています。頭脳明晰、沈着冷静、だけどちょっと強引でクール。ヒロインは帰国子女のお金持ちのお嬢様。二人の間に愛が芽生えていくといったもののようです。また「火線追兇」で共演した齊芳が鍾漢良の幼馴染の役でも出演しており、ムーランのごとくアクションを繰り広げると解説されていました。
＊こちらのブログにコメントを書いてくださったピクルスさんによると鍾漢良の「軍服姿」がかなりカッコいいようです。また、このドラマで鍾漢良はいくつかのテレビ局の主演男優賞を受賞しています。ドラマの評価も高く、必見かもしれません。

2010年に続く・・・