都市計画講義00

１．都市計画の制度

1-1　都市計画制度の概要
　地域計画と都市計画との関係や都市計画マスタープランについて解説するとともに、日本の都市計画制度のアウトラインについて説明する。

1-2　規制　区域区分、地域地区
　土地利用計画における区域区分、地域地区制について解説する。

1-3　規制　地区計画他
　ミクロな都市計画である地区計画や建築協定・まちづくり憲章について解説する。

1-4　事業－都市施設
　交通、道路、公園など都市施設計画について解説する。

1-5　事業－開発事業　土地区画整理事業他
　土地区画整理事業について、その仕組みや実態・課題について説明する。

1-6　事業－開発事業　市街地再開発事業、住環境整備他
　市街地再開発事業の考え方、仕組み、実態、課題について解説する。



２．生活空間と都市計画

2-1　居住環境と都市計画
　福祉・防犯・防災・居住などの居住環境形成の視点から都市計画について論じる。

2-2　景観形成、歴史的環境の継承
　景観形成、歴史的環境の継承という視点から都市計画について論じる。景観の捉え方や景観法などの制度についても解説する。

2-3　中心市街地の賑わい形成
　中心市街地の整備や活性化事業、コンパクトシティ形成に向けた取り組み等の近年の都市計画の動向について解説する。

2-4　都市の自然を育む
　豊かな水と緑の保全・継承・創出に向けた取り組みや都市の自然を育む意義等について論じる。



３．市民社会の都市計画

3-1　都市計画への市民参加
　地域の生活空間を規定する都市計画への市民参加の必要性を認識するとともに、市民参加の仕組みについて考える。

3-2　市民参加の手法
　市民参加の実現手法から近年各地で取り入れられつつある「まちづくりワークショップ」の手法について具体例を挙げながら詳述する。

3-3　市民まちづくり
　地域の課題を解決するために市民が主体的に活動するまちづくり活動の意義や方法を解説する。NPOの可能性についても述べる