宮島のぎゃらりぃ宮郷で7月20日から展示会を開く。
イメージいくつか。
・路地魅力決定版
宮島の路地の魅力が、あちこちで聞かれるようになった。2年半前に開催したみ宮郷での展示会で既に我々は指摘していたが、、、決定版とはいえないものだったので、今回は決定版を。
西広島タイムズのフナツキさん?の連載を参考にしながらも、いろいろ独自の視点で。
・厳島図会分析
芸州厳島図会のすばらしさを世界に . . . 本文を読む
7月12日~15日まで、うちの白石が、広島のひろしまハウス視察団?に同行することになった。
施主?として、ひろしまハウスの竣工を確認するためである。いわば竣工検査の役割を担えとの指示をいただいて、動きのとれない私に代わって白石に行ってもらうことにした。先方のたっての希望でもある。
また夏には、1ヶ月ほどカンボジアに12名で訪れる。
できれば、ひろしまハウス活用実験ができればと思う。交流会にも提 . . . 本文を読む
昨日は高校訪問。
三次地区を担当。
三次青陵、日彰館、庄原実業、西城紫水、東城高校へ。
進路指導の先生に会うわけだが、向こうも次から次へと対応しないといけないので、そんなに時間をとってくれない。
10分~20分で大学の魅力、AO入試の内容、地域環境学科の特徴について伝えなければならない。
地域環境学科のキャッチフレーズは「まちづくり」である。
建築工学科がビル、環境デザイン学科が住宅、地域環境 . . . 本文を読む
広島プリンスホテルで中華を食べた。
池原義郎である。
私は、残念ながらノーマーク。世代的なものか。
だが、以前、とある飲みの場で、池原義郎の所沢聖地霊園はすごい!と熱っぽく語られて、気になっていた。
ディテール建築である。
海辺に建つ巨大なプリンスホテルと凝ったディテール。
ちぐはぐな印象をもった。
海側1階の窓のディテールや、横に伸びる店舗の2階部分のガラスフレームが、印象的である。
住 . . . 本文を読む
思いつきであったが、作品研究の対象として、石山修武氏のひろしまハウスと富田玲子氏の矢野南小学校を指示した。
ふと今、竹原義二氏の自邸のことも頭をよぎった。今月の住宅建築で特集されている。
うーん、住宅かぁ。
住宅を想うと、なぜかドーモセラカントが思い浮かぶ。吉阪隆正である。
増沢洵の最小限住宅も興味深い。
白井晟一の原爆堂計画とかもなぜか思い浮かぶ。
もうちょっと生きてる人を、ということで . . . 本文を読む
お薦めの建築家を教えてくれ、といわれることがある。
なんでオマエに教えんといかんのんや!というのが、まあ、ふつうの回答だが、ちょっと考えてみようと思い立った。
まず、その導入。
好きな建築家に対する問いも答えも、イノセントではありえない。
一言で言えば、この建築家の作品いいなぁと思うことと、「この建築家の作品をいいと思っている」と言うこととは、まったく違うことだということ。
で、さっそく本題 . . . 本文を読む
開口のことは、ずっと問題になっていた。開口を設ければ、そこに建具をいれ窓をいれることになる。
懸念したのは、窓ガラスのもつ意味である。この建築は、日本や西洋世界に建つわけではないので、材料の使い方一つをとっても、日本での場合とは意味が違ってくる。日本に建つ建築で、窓ガラスを使うことを戸惑うことは皆無といっていい。
だが、カンボジアの場合、ガラスといった近代的な材料を、少なくともイノセントに使う . . . 本文を読む
早稲田の石山修武研究室のHPにひろしまハウスの近況情報あり
http://ishiyama.arch.waseda.ac.jp/www/jp/hiroshimahouse.html
金銭的な問題や、関連団体の意見調整で頓挫していたひろしまハウスだが、広島市立大学の水本先生を委員長にすえ、関係者をまじえ協議してきた。我々は建築計画の専門家として関わった。
関与した点は以下の通り。
1.使い方が決 . . . 本文を読む
共生とは、生態学的には、クマノミとイソギンチャクとの関係をいう。サメとコバンザメなどもそうらしい。
ウィキによると、
他の生物から養分や危険からの保護などの利益を得る代わりに、その生物にとって何等かの利益を提供するといった、異なる生物種間の相互依存関係のことを指す
とのこと。(ウィキを参考にするのもどうかと思うが、それはいまは問わない)
環境共生というのは、その共生概念の拡大解釈の中で存立 . . . 本文を読む
今日、津和野に行ってきた。その途中で、島根県柿木村のカフェによった。主人本人が設計したというログ風の建物は、外部と内部とが還流し、周囲に植えられたケヤキの木漏れ日とあいまって、心地よい空間であった。
GAやソトコト、住宅建築などの雑誌が置かれていた。
地域の木材をつかった住宅に関して興味があるらしく、地域木造住宅関連の書籍も多かった。
環境デザイン論の授業で、かつてそういう話をしていたことが . . . 本文を読む
地域環境学科の説明会があった。高校生に対して、学科の説明を行った。
地域環境学科は、地域をハード・ソフトにわたり総合的に考える学科である。都市計画や景観といったハードだけでなく、コミュニティ(社会環境)や自然環境の管理・計画ならびに生活文化や地域文化の継承といった地域のソフトについて学ぶことができる。
工業高校で建築を学んでいる学生には、建築だけでなく、周辺環境や都市・地域やまちも含めて地域全 . . . 本文を読む