フィールドワーク通信

広島を拠点にフィールドワーク。カンボジア、インドネシア、市民まちづくり

カンボジア展示

2006-10-10 13:02:06 | 研究室通信
昨日まで、旧日銀広島支店で、ひろしまカンボジアハウス展示があった。

うちの研究室も、この計画に係ってきたことから、展示のお声がかかっていた。とはいえ、設計は早稲田の石山研。我々のポジションは、カンボジアの都市や農村の建築や生活のプレゼンテーションである。

調査研究内容を多くの人に知ってもらうよい機会だと思って参加した。院生と4年生が作業に邁進していた。

しかし、ただの写真展示に堕ちた感は否めない。
的が絞りきれていないのだ。一般のひとが見て、何を訴えたいのかわからない。



わからないということがどういうことなのかわからなければ、わからない人にわかってもらうことはできない。


その一言に尽きる。

ただ、うちのストックしてきた写真については評価が高かったように思う。
どうしても短期の滞在では撮れない写真を、われわれは撮ってるんだと思う。

しかし、我々は写真を撮りに行っているわけではない。
都市や集落の抱える課題を発掘し、その解決策を探りにいっているわけだ。

そうならば、その課題のありかを明確に伝える必要があったはずだ。

最新の画像もっと見る