![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/52/174fd12f824a54bf55fd2bb4c996dd52.jpg)
●あのね......。あえて一言でいうならば、こういうカンジの映画なんですよ。
●ある日、ふと曲がった裏通りに、小さいけれどこざっぱりとした、趣味の良い雑貨屋さんをみつけてしまった....!
(お店は、雑貨屋でも、喫茶店でも、靴屋でも、なんでも良いんですけどね。)置いてあるものひとつひとつが上質で、さりげなくて、思わず時間を忘れてしまう。だけど、買わなきゃいけないとか、長居をしすぎちゃ迷惑だろう、とか、そんなことを一切気にしないでいられる不思議な空間。すぐにも誰かに教えてやりたい気持と、いやいや、ここは自分だけの秘密の場所にしておきたいという気持と...。せめて日記には書いておこう。しおりをはさんでおこう...とまあ、そんなカンジの映画。(えらく長~い“一言”でした。)あ、コレ、私の勝手な印象ですよ。筋書きとかではありません。
●『かもめ食堂』もそうでした。この映画もそう。セットや、小道具や、衣裳やらが、とにかくセンスが良くて、それだけを見ていても飽きません。お話の筋書きとは別に、始終“目玉”が動いてました。
「マガジンハウス。クロワッサンのテイスト。」....ちょっと好みもありますかしらね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c7/9a06a45a06655ee0237dd03eace25938.jpg)
●主な登場人物は5人と一匹。
セリフも少なくて、ただ波の音と、ターコイズブルーの海と、まっ白い砂浜と....。
作り手がまったく急ごうとしないから、見ている私も、しばしあの砂浜に座って、ボ~ッと“たそがれて”いる気分になりました。
「ああ、人にとって必要なものって、そんなに多くはないんだなあ。」
●主人公タエコ(小林聡美)がハマダという民宿で部屋に通されるシーン。
8畳ほどの和室に、ふとんと、スタンド。小さなちゃぶ台の上に、これまた小さな花瓶と花。鴨居近くにハンガーがひとつ....。あの部屋のたたずまいが、この映画のすべてを物語っているような気がします。殺風景なようで、それぞれが上質。こだわりぬいている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/bb/510f7e114430ce92a6952d5a79ced21a.jpg)
●同じくハマダのキッチンでの食事のシーン。(『かもめ食堂』の流れだから、ごはんが美味しそうなのは当たり前。)キッチンと庭の境目には、ドアがなく、風のくる方向に目をやれば、海がみえる。ありそうだけど、こんなとこ、...無い。だから、ここは旅先。非日常の空間。一時癒されて、たそがれて、いずれは、三々五々といなくなる。
●な~んだろなあ? とっても深い意味がありそうでもあり、そんなのどーでも良いんだって言われてるようでもあり、「タエコの来ていた白いネマキが好き。」で、すっかり元をとった気になってしまうし....。
●きっと好きな人はとても好きだし、そうでない人には、とてもたいくつな映画。
........なのかも。
●ある日、ふと曲がった裏通りに、小さいけれどこざっぱりとした、趣味の良い雑貨屋さんをみつけてしまった....!
(お店は、雑貨屋でも、喫茶店でも、靴屋でも、なんでも良いんですけどね。)置いてあるものひとつひとつが上質で、さりげなくて、思わず時間を忘れてしまう。だけど、買わなきゃいけないとか、長居をしすぎちゃ迷惑だろう、とか、そんなことを一切気にしないでいられる不思議な空間。すぐにも誰かに教えてやりたい気持と、いやいや、ここは自分だけの秘密の場所にしておきたいという気持と...。せめて日記には書いておこう。しおりをはさんでおこう...とまあ、そんなカンジの映画。(えらく長~い“一言”でした。)あ、コレ、私の勝手な印象ですよ。筋書きとかではありません。
●『かもめ食堂』もそうでした。この映画もそう。セットや、小道具や、衣裳やらが、とにかくセンスが良くて、それだけを見ていても飽きません。お話の筋書きとは別に、始終“目玉”が動いてました。
「マガジンハウス。クロワッサンのテイスト。」....ちょっと好みもありますかしらね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c7/9a06a45a06655ee0237dd03eace25938.jpg)
●主な登場人物は5人と一匹。
セリフも少なくて、ただ波の音と、ターコイズブルーの海と、まっ白い砂浜と....。
作り手がまったく急ごうとしないから、見ている私も、しばしあの砂浜に座って、ボ~ッと“たそがれて”いる気分になりました。
「ああ、人にとって必要なものって、そんなに多くはないんだなあ。」
●主人公タエコ(小林聡美)がハマダという民宿で部屋に通されるシーン。
8畳ほどの和室に、ふとんと、スタンド。小さなちゃぶ台の上に、これまた小さな花瓶と花。鴨居近くにハンガーがひとつ....。あの部屋のたたずまいが、この映画のすべてを物語っているような気がします。殺風景なようで、それぞれが上質。こだわりぬいている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/bb/510f7e114430ce92a6952d5a79ced21a.jpg)
●同じくハマダのキッチンでの食事のシーン。(『かもめ食堂』の流れだから、ごはんが美味しそうなのは当たり前。)キッチンと庭の境目には、ドアがなく、風のくる方向に目をやれば、海がみえる。ありそうだけど、こんなとこ、...無い。だから、ここは旅先。非日常の空間。一時癒されて、たそがれて、いずれは、三々五々といなくなる。
●な~んだろなあ? とっても深い意味がありそうでもあり、そんなのどーでも良いんだって言われてるようでもあり、「タエコの来ていた白いネマキが好き。」で、すっかり元をとった気になってしまうし....。
●きっと好きな人はとても好きだし、そうでない人には、とてもたいくつな映画。
........なのかも。
私はあまり映画をみませんが、「かもめ食堂」大好きな映画でした。
ちょっと力ぬいたところ。いけいけGO!のわたしだけど、そればっかりじゃあ疲れますからね。
「ああ、人にとって 必要なものってそんなに多くはないんだな~」っていうことば好きだな~~。
また一つ見たい映画ふえまして・・・夢 いっこふえまして・・・よござんした。 あんがとです!
それはよござんした! 「かもめ食堂」に魅せられた人なら、この作品もきっと気に入ると思いますよ。
不思議に後味の良い映画です。
たしかに好みの分かれる作品だから誰にでもオススメできないですがね。
あれから頭の中は与論島がいっぱいで
島の旅館を調べてみたらハマダの他のもうひとつのホテル「マリンパレス」
あれってほんとにあるんです。(名前は違うけど)
あの海の色は、たまんないね。
冒頭であの海を見せられた時、意味もなくじ~んとしてしまったス。
マリンパレスの建物は、セットじゃないな...って思ってました。じゃ、なに? 名前は違っても、やっぱりホテルなの?
....違った意味で、いい味出してたよ。
そこそこにお客さんも入ってましたし、やっぱり「かもめ食堂」って、深く浸透してるのかもしれないなあ、って思いながら帰ってきました。