●たまに宴席でご一緒する方から、先日、ドンと8枚のDVDが送られてきました。
映画の話で盛り上がり、「ならば....送る。見てくれ。」ということだったのですが、まさか8枚も届くとは...。
目移りしつつも、最初に手が出たのは、コレ。
『阪急電車 片道15分の奇跡』
見たいなと思いつつ、結局、劇場公開では見損った作品。
●私、群像劇が、好き!
身近なところに転がっているいるお話というのも、好き!
見終わって、「やっぱり、間違っていなかった。」と思っております。
........良い映画です。
●タイトルの「片道15分の奇跡」の“奇跡”という言葉が、気になりましてね。
つまり、なんで、“奇跡”なのかしらん、って、思ったんです。
●ひょっとして、こういうこと?
●現実には、電車の中で、隣の席の人に声をかけることって、ほとんど...ない。
声をかけても、せいぜい、「この電車、◯◯駅に停まりますか?」程度のことで、曰くありげな白いドレスの女性に、「よろしかったら、話してみませんか?」とは切り出せない。....切り出せたとしたら、それは奇跡のようなものかもしれない。
●ホームで、小学生のいじめを目撃したとして、それに毅然と立ち向かった女の子に、「カッコよかったよ。」と話しかける勇気も、今の私には、....無い。
●エトセトラ、エトセトラ......。
●だけど、そのちょっとした勇気が、刹那的な関わりが、人の背中をポンと押すことがある。
一歩前に踏み出せたら、しめたもの。
二歩目には、「(この世の中)...まんざら悪くないよね。」って言える。
ありそうで、なさそうで、でも、あってほしい.....人と人との、ちょっと良い・ニアミス劇。
●後味が良い映画って、好き!
原作者の有川浩さんというお名前から、勝手に男性だと思い込んでいたので、
女心の良く分かる人だなぁ... と思っていたら、あらま 女性でした。
友人が、やっぱり、この原作本を読んで、「メチャメチャおもしろい!」と言ってました。
私も、映画を見て、原作を読んでみたいなあと思ってます。
きっと、文字面の方が、mayumiさんのおっしゃる「女心...」その他も、よ~く分かるのではないかしらん。
有川浩さん。えっ? それこそ文字面では、まごう事なき男性! ペンネームなんでしょうかしら? それとも ヒロさんとでもお読みするのかしらん??
やはり微妙な女心の描写はこの歳になってもうなずけます。
おばあちゃんと孫の編でのおばあちゃんはカッコいい!
おっ! 早速ですか?
私は、まだ、本屋にも行ってません。
おばあちゃん。(映画では、宮本信子がやってますます。)
そうなんです。カッコ良いんですよ。
できるなら、こんなおばあちゃんになりたいと思っちゃいますもん。
本、読み終わって、映画も見てみたいと思ったら、DVD届けるよ~!