田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

自然保護ボランティアファンド通信に載りました。

2016-01-22 03:15:29 | 日記




ヨロンマラソン完走記念植樹とサンゴの再生にむけて

 私たちは、国際サンゴ年を記念してボランティアファンド助成金に応募して以来、
「サンゴの海の再生は陸の緑から」を合言葉に、
ヨロンマラソン完走記念植樹をメインに活動を続けて来ました。
 
 おかげさまでその活動も10年目をむかえますが、
その間、5回のファンド助成の恩恵を受けて多大な成果を上げることが出来ました。

マラソンコース沿道の修景や保安林内の遊歩道の両脇緑化には、
常襲する台風と夏場の干ばつに耐える樹種の選定などに試行錯誤を続けてきました。
 連続して助成を頂いたおかげで、
努力の甲斐もなく枯らしてしまった樹木の補植をすることが出来たことは、
修景を考えて植栽してきた者にとっては効果的だったと深く感謝をしております。
 海浜地の植栽にも挑戦してみました。

在来の樹種を主体にして、リュウゼツランやキミガヨラン、ユッカなど
乾燥地帯の外来種も試してきました。
在来の樹種による海浜植生の再現は、
植物生態学で権威のある宮脇昭先生にも見てもらい、認めていただき、
与論島における海岸植生のモデルとなることが出来ました。

今後は「みんなのみどり」の看板を「みんなでみどり」に掲げ変えて活動を続けてまいります。
ボランテイアファンド助成の緑が、サンゴの海の再生に年々大きく貢献すること間違いありません。
感謝!(とーとぅがなし)


            NPO法人与論島ウンパル学校