道のりは 遠いが 今日の一歩が

　　一歩一歩　　
　それが大きくなるのが楽しみで　続いてい来た。



　始めたころは　無駄なことをしていると思ったりもしたが
　一年も続けると
　やってきたことを止めたら　無駄になると考え直して
　続けることにした。



　降り口を作る作業に取り掛かって2年ぐらいなるだろうか。
　台風の高波にさらわれた砂と砂利の様子を観察しながら挑戦してきた。
　続けていけば　降り口とともに砂浜ができることを確信して、工夫もしてみた。
　今年の最初の台風の高波が勝負どころだと思っているが、
　あわてないことにした。



　　　砂袋を使ってみる。


　もう一か所でも　
　打ち上げられる砂を使って島をちょっとでも大きくしてみようと・・・。
　目的を持つことが　続けるコツ。



　　オオゴマダラの食草のホウライカガミを植えることにした。
　モクマオウにかわる緑化も考えて、
　ガジュマルやアコウ、ビロウも植えた。



　　植えた樹を育てるには管理する道があると便利だ。
　それで　　上ったり降りたりが楽になるように
　砂の山を作ってみた。


　　砂の山が高波にさらわれないように　大潮を利用して積み上げてみた。
　ベクトルが頭をよぎって
　一年前からは　ちょっとした工夫をしている。

　　上手くいっているようで　　毎朝出かけるのが楽しい。



　誰もがやったことに挑戦する。

　　　あきらめた時が　失敗。

　70歳までは続けたい。



　　余慶は　　あの世の島に砂の道ができてくれるかもしれない。

　　　月の夜に手を引いて　　渡る人がそばにいてほしい。



　　　　　　小雨の朝です。