武蔵野を歩く

元社会人兼ロースクール生の日記

卒業

2008年03月20日 | ロースクール全般
卒業式に出ることはできなかったが、卒業式後の懇親会(?)には顔を出すことができた。
また、研究科長室で研究科長から学位記を直接手渡ししてもらうことができた。画像がそれである。

法科大学院は司法試験受験のための通過点であるともいえるため、昼間の学生達の盛り上がりは今ひとつのようであった。
学校に来ていたにもかかわらず、卒業式に出なかった人もいたとのこと。
でも、学部時代は俺も卒業式に出なかったもんな。分かるはその気持ち。

他方、社会人は身銭を切り、勉強時間を捻出しての卒業であったためか、皆、喜びもひとしおであったようである。
自分は職場も家も学校から近く大変恵まれた環境にあったのだが、体力的にも精神的にも辛かった。
3年間という長丁場、モチベーションを維持し続けることはなかなか大変である。
家族にも迷惑をかけた。無事卒業ができたもの家族の支えがあってのことである。心から感謝したい。


思い起こせば、学生時代の夢は社会に出て数年働いてから大学院に行くこと(MBAを取得すること)であった。
その夢は方向性は変わったものの、社会人向けの大学院を卒業することという上位概念において実現することができた。

継続は力なり。才はなくとも、諦めずに努力し続ければ夢は叶う。
そう信じてこれからも頑張り続けたい。

さぁ次は司法試験だ。
急行というわけにはいかないが、鈍行であっても必ずや目的地に辿り着きたい。