俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●次元俳句0198・水底04・根岸善雄01・2014-10-26(日)

2014-10-26 04:56:00 | 次元俳句

次元俳句0198・水底04・根岸善雄01・2014-10-26(日)

○「水底を水の翳ゆく桜蓼」(根岸善雄01)

季語(桜蓼・秋) すいていをみずのかげゆくさくらたで」(「今はじめる人のための俳句歳時記新版」角川学芸出版)

 

【鑑賞】:水面の波の濃淡が水底に翳となって写ります。まさしく水の流れの翳です。その水面下から岸辺の桜蓼が揺れて見えます。

 

根岸善雄(ねぎしよしお)(1939~2022)

○好きな一句「末枯れてひかりの粒の雀たち」02

○季語(末枯れ・秋) 「うらがれてひかりのつぶのすずめたち」

 

【Profile】:埼玉県生まれ。「馬酔木」同人会長。俳人協会幹事、埼玉県俳句連盟参与。


コメント    この記事についてブログを書く
« ●三色絵俳句0197・長き夜の・... | トップ | ●五感俳句0198・視覚012・佐... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

次元俳句」カテゴリの最新記事