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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句641「さびしらにふふむキャラメル鳥雲に」(古藤みづ絵)

2024-03-25 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句641・感情48寂寥6・古藤みづ絵01・2024-03-25(月)
○「さびしらにふふむキャラメル鳥雲に」(古藤みづ絵01)
○季語(鳥雲に・仲春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)※さびし‐ら【淋しら】 (ラは接尾語)さびしいさま。※ふふ・む【含む】口の中に入れて持つ。ふくむ。【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:五感感情寂寥の第6弾。この寂しさは口の寂しさと心の寂しさ。「さびしらにふふむ」という古語の響きが心地よい。

 

古藤みづ絵(ことうみずえ)
○好きな一句「寒夕焼毀ちし家を振り向かず」02
○季語(寒夕焼・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)※「毀(こぼ)つ」:こわす。破壊する。

【Profile】:1937年大阪府出身豊中市在住。「風樹」(→豊長みのる主宰)同人。


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