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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五体俳句651「二の腕を百合が汚してゆきにけり」(河野けいこ)

2024-06-06 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句651・二の腕2・河野けいこ01・2024-06-06(木)
○「二の腕を百合が汚してゆきにけり」(河野けいこ01)
○季語(百合・仲夏)(「→増殖する俳句歳時記」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「二の腕」とは肘から肩までの上腕部分のこと。上腕とつながっている背中の肩甲骨が「一の腕」、肘から手首までが「三の腕」というらしいが。山道を歩いて百合の花粉が二の腕をかすめた情景であろうか。


河野けいこ(かわのけいこ)
○好きな一句「偶然とは蛇の泳いでゆくところ」(『ランナー』2009)02
○季語(蛇・三夏)
【Profile】:1955年愛媛県出身。「」同人、「船団の会」会員。


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