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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句652「入梅やひとりの煮炊きたのしまず」(山田弘子)

2024-06-10 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句652・感情51無聊1・山田弘子06・2024-06-10(月)
○「入梅やひとりの煮炊きたのしまず」(→山田弘子06)
○季語(入梅・仲夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>入梅」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:今日は雑節の「入梅」。梅雨の台所での独りの煮炊き。「たのしめず」ではなく「たのしまず」。「たのしめず」にはやや孤独感が漂うが「たのしまず」にはどこか孤高の意思を感じる。今「ひとりの煮炊き」を繰り返す毎日である。


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