○次元俳句512・あした(朝)(時間)1・斯波園女01・2021-01-03(日)
○「ゆづり葉の茎も紅さすあしたかな」(『誹諧吐綬雞』1690)(斯波園女01)
○季語(ゆづり葉・新年)(「俳句αあるふぁ2019年冬号」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:本来「朝(あした)」には朝・翌朝の意味があり、「翌朝」から発展して「明日(あした)」の意味で使われるようになったといいます。「あした(朝)かな」の時間の提示は、文語の格調と切れ地のいい響きがあります。
○斯波園女(しばそのめ)(1664~1726)
○好きな一句「仁王にもよりそふ蔦のしげり哉」02
○季語(蔦・三秋)
【Profile】:伊勢山田の生まれ。医師斯波一有の妻。1692(元禄5)年夫とともに大坂に移り、1694(元禄7)年9月、園女邸で→松尾芭蕉は「→白菊の目に立てゝ見る塵もなし」03とよみ、彼女をたたえた。
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