●特集俳句420・初物俳句9=初蝶・今村妙子1・2019-03-01(金)
○「己が色こぼさぬやうに初蝶来」(今村妙子1)
○季語(初蝶・初春)(→「現代俳句データベース」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:まだ羽ばたきのおぼつかない初蝶。ふらふらと起動も定まらない。鱗粉の色を零さないように頑張って飛んでね、初蝶さん。
●今村妙子(いまむらたえこ)
○好きな一句「白身魚ほろつと崩れクリスマス」(「俳句研究」年鑑2007年版)2
○季語(クリスマス・仲冬)(→「アニミズムを詠む」より引用)
【Profile】:1951年神奈川県出身。「未来図」同人。→鍵和田秞子に師事。第13回俳壇賞受賞。
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