●方法俳句0252・形象文字04・仁尾正文01・2015-11-12（木）

●方法俳句0252・形象文字04・仁尾正文01・2015-11-12（木）
○「冬といふ字に贅肉はなかりけり」（仁尾正文01）
○季語（冬） 「ふゆといふじにぜいにくはなかりけり」（「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用）
【鑑賞】：「形象文字」という方法は、漢字の表意文字としての効果をねらった技法。「冬」という感じをしみじみ観察すると、なるほど贅肉はありません。【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02　→俳人一覧（あ・か・さ・た・な・は・ま・や）】

 

●仁尾正文（におまさふみ）（1928～2015）
○好きな一句「蕊撥ねて後れ毛もなし曼珠沙華」02
○季語（曼珠沙華・秋） 「しべはねておくれげもなしまんじゅしゃげ」
【Profile】：徳島県出身。1961年白魚火（しらおび）入会、→西本一都、荒木古川に師事。2000年「白魚火」主宰継承。名誉主宰。俳人協会評議員から名誉会員。静岡県浜松市に居住した。

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仁尾正文掲載句
03十ばかり吊し嵯峨野の風鈴屋(風鈴屋・三夏)〈特集651・商店俳句2-5風鈴屋〉2024/6/7