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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■色彩俳句659「優曇華や狐色なる障子紙」(斎藤俳小星)

2024-07-31 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句659・狐色3・斎藤俳小星01・2024-07-31(水)
○「優曇華や狐色なる障子紙(斎藤俳小星01)
○季語(優曇華・晩夏)(「→575筆まか勢>色の俳句」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとぬねのはひふへむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:「優曇華」をひもといてみると。①想像上の植物 ②くさかげろうの卵(動) ③無花果の異名(植) ④芭蕉に異名(植)などと意味は多岐にわたる。もはや「うどんげ」という響きの晩夏の季語でいいだろう。掲句は古い障子に付着して②であるように思われる。狐色(きつねいろ)#c38743


斎藤俳小星(さいとうはいしょうせい)(1915-1964)
○好きな一句「嫁ぎ来て月日は早き蚕飼かな」02
○季語(蚕飼・晩春)
【Profile】:埼玉県出身。→高浜虚子に師事し、1902年に「ホトトギス」同人。農事の句に優れ「土の俳人」と称された。


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