俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句0152・耳07・吉分大魯・2013-12-10(火)

2013-12-10 10:52:30 | 五体俳句

●五体俳句0152・07・吉分大魯・2013-12-10(火)

 

○「山風や霰吹き込む馬の耳」(吉分大魯01)

季語(霰・冬)

「→兎も片耳垂るる大暑かな」(龍之介)以来の動物の耳であります。強い山風のなかで馬は重量感を保ちながらたっています。その耳の中に霰が吹きこみます。

 

吉分大魯(よしわけたいろ)(1730~1778)

代表句「とんぼうや声なきものゝさわがしく」02

季語(とんぼう・秋)

阿波国生まれ。俳諧を好み職を辞して京都に上る。はじめ岡田文誰門にはいりのち→与謝蕪村に学ぶ。協調性がなく同門と相容れず、のち剃髪。→俳人一覧(

 

〈1年前の記事〉

 
●次元俳句0107・時刻(時間)02・大峯あきら・2012-12-09

●次元俳句0107・時刻(時間)02・大峯あきら・2012-12-09「四時頃に書架にさす日や漱石忌」(大峯あきら01)季語(漱石忌・冬) 今日、十二月九日は&...
 

コメント    この記事についてブログを書く
« ●五感俳句0152・聴覚045・和... | トップ | ●色彩俳句0152・赤011・松岡... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

五体俳句」カテゴリの最新記事