○次元俳句0107・時刻(時間)01・大峯あきら・2012-12-09
○「四時頃に書架にさす日や漱石忌」(大峯あきら01)
○季語(漱石忌・仲冬)
【鑑賞】:今日、十二月九日は→夏目漱石が49歳で亡くなった忌日(1916年)です。その冬の午後四時。暮れ早い夕方の薄い陽光が書斎の書架に入り込んできました。
○大峯あきら(1929~2018)
○好きな一句:「帰り來て吉野の雷に座りをり」02
○季語(雷・三夏)
【Profile】:奈良県出身。→高浜虚子に師事。1951年「青」に参加。1984年「青」を離れ、同人誌「晨」を創刊。発行同人を経て、代表同人となる。「宇宙塵」で、第42回俳人協会賞受賞。毎日俳壇選者。「群青海」により第52回毎日芸術賞(詩歌部門)、第26回詩歌文学館賞受賞。
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大峯あきら掲載句
03ふろしきの紫たたむ梅の頃(梅・初春)〈色彩467・紫10〉2020/2/23
04花野よく見えてゲーテの机かな(花野・晩秋)〈特集639・家具俳句2-3机〉2023/9/26
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