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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■方法俳句698「我影に追ひつきかぬるこてふかな」(立羽不角)

2025-04-29 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句698・同質因果26/61・立羽不角01・2025-04-29(火)
○「我影に追ひつきかぬるこてふかな」(立羽不角01)
○季語(こてふ・三春)(「→俳諧伝授」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「こてふ」は漢字で「胡蝶」。蝶(ちょう)の異称。みずからの影に追いつくことができない蝶。この場合の影とは姿や形の意味であろう。それほどたよりなくひらひら舞っている。


立羽不角(たちばふかく)(1662-1753)
○好きな一句「松とりて常の旭となりにけり」02
○季語(松とる・新年)

【Profile】:江戸生まれ。書店を営んだ。蕉門の人々と交わり、のち点取俳諧の点者として立ち、千余人の門人がいた。月並前句付の興行で浮世風を流行させ、江戸俳壇を風靡。91歳と長生きした。


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