●五体俳句452・鎖骨3・松下カロ01・2019-10-11(金)
○「ひつそりと鎖骨見せあふ十三夜」(松下カロ01)
○季語(十三夜・晩秋)(→「現代俳句データベース」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「名残の月」である「十三夜」の夜に、とっておきの「五体」俳句。「鎖骨を見せあう」というのは鎖骨のあるあたりのふくらみを見せ合うということだろう。この秋最後の月見の夜のことである。
●松下カロ(まつしたかろ)
○好きな一句「アパートの外階段を鳥渡る」(『白鳥句集』2016)02
○季語(鳥渡る・三秋)(「俳句四季201702」より引用)
【Profile】:1954年東京都出身。→平井照敏に詩作師事。「象を見にゆく 言語としての→津沢マサ子論」により第32回現代俳句評論賞受賞。「カロ冬扇」(→Blog・→FaceBook)開設。
↓
松下カロ掲載句
03三ヶ日朱の縦糸を抜く遊び(三ヶ日・新年)〈色彩601・朱10〉2023/1/3
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます