○次元俳句543・細い(空間)4・榎並舎羅01・2021-08-08(日)
○「細う行く石間の水や天の川」(榎並舎羅01)
○季語(天の川・初秋)※石間(いしま):谷川などの石の間。いわま。(「→双牛舎類題句集」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:水量がかなり少ないが絶えることはない。石(岩)と石の間から糸のように白く水が流れる。夜空には天の川が広がっている。
○榎並舎羅(えなみしゃら)(?~?)
○好きな一句「竹にふる音か一しほ春の雪」02
○季語(春の雪・三春)(「→旭山動物園物語」より引用)
【Profile】:生没年不詳。江戸時代前期中期の俳人。大坂の人で、槐本之道(えもとしどう)の門人。元禄7年(1694)→松尾芭蕉が之道の家で発病したとき看病した。のち中国、四国などをおとずれ、蕉風をつたえた。享保のはじめごろ死去か。(「デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説」より引用)
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