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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■方法俳句644「潮騒を籠めて畳むや春日傘」(『詩の欠片』2019)(向瀬美音)

2024-04-18 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句644・音の物質化16・向瀬美音01・2024-04-18(木)
○「潮騒を籠めて畳むや春日傘」(『詩の欠片』2019)(向瀬美音01)
○季語(春日傘・晩春)(→「大井恒行の日日彼是」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそてとにぬねのはひへほめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「潮騒(しおさい)」を日傘の内にとじ籠めたまま畳む。また開いたときに潮騒が零れる音を聴くために。どこか「胸騒ぎ」にも似ている。


向瀬美音(むこうせみね)
○好きな一句「噴水の飛沫マリアを濡らしけり」(『詩の欠片』2019)02
○季語(噴水・三夏)(引用同上)

【Profile】:1960年東京都出身。2013年頃から作句を始め、→大輪靖宏、→山西雅子、→櫂未知子から俳句の指導を受ける。「HAIKU Column」主宰。「」会員。「群青」購読会員。


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