俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句095・拳02・山西雅子・2012-09-18

2012-09-18 00:00:05 | 五体俳句

●五体俳句095・02・山西雅子・2012-09-18


○「また夜が来る鶏頭のかな」(山西雅子01)

○季語(鶏頭・秋)

【鑑賞】:鶏頭の花を拳に喩えました。力の限り握りしめた真っ赤な拳です。いくつもの拳が揺れる中に再び夜が訪れます。

 

山西雅子(やまにしまさこ)

○代表句「短日の髪をこぼれて雨の粒」02

○季語(短日・冬)

【Profile】:1960年、大阪f府生まれ。1989年、→岡井省二に師事。「」「」を経て「星の木」(→大木あまり・→石田郷子・→藺草慶子・→山西雅子による四人誌)同人。「」主宰。

山西雅子掲載句

03小満のみるみる涙湧く子かな(小満・夏)〈五体・涙〉2016/5/20

04塩壺の白きを磨く小暑かな(小暑・夏)〈次元・二十四節気〉2016/7/7

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