俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句607・感情43絆1・藤井圀彦01・2023-02-13(月)
○「春寒やときに枷ともなる絆」(藤井圀彦01)
○季語(春寒・初春)(「→現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:枷(かせ)は「足枷」の枷。邪魔な物である。ものごとにはいろいろな側面がある。それがたとえ「絆(きずな)」という麗しい言葉であっても。春の寒さが身にしみる。
○藤井圀彦(ふじいくにひこ)
○好きな一句「月光に濡れて二人の家に戻り」(「香雨」202101)02
○季語(月光・三秋)(「→俳句誌・俳書ちょい読みブログ」より引用)
【Profile】:1930年香川県高松市出身。国語教育学者、俳人。1957年花田哲行・→大野林火に師事。1978年→鷹羽狩行に師事、「狩」入会。1982年狩同人。2000年「狩」巻狩賞(同人賞)受賞。「狩」白羽同人。「香雨」(→片山由美子主宰)同人。