俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句608・脳6・渡辺佳幸01・2023-02-21(火)
○「蝶翔ちて脳にさざ波残りたる」(渡辺佳幸01)
○季語(蝶・三春)(「俳句界201401・実力作家代表句競詠「詩の海峡」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:蝶は水面から翔び立ったのである。水面に描かれたさざ波を見た作者の脳の襞にもさざ波が立ったのである。五体の「脳」第6弾。
○渡辺佳幸(わたなべかこう)
○好きな一句「死は生の未完のつづき夏銀河」02
○季語(夏銀河・三夏)(引用同上)
【Profile】:1926年島根県大田市出身。1985年「帆船」(→小島花枝主宰)入会同人。1989年帆船賞。2010年帆船終刊。2011年「河」入会、→角川春樹に師事。2012年河新人奨励賞。「河」同人。2013年河奨励賞、河銀河集同人。