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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句607「初蝶の黄に逢ひ白に逢ひにけり」(『初蝶の』2021)(鈴木美喜子)

2023-02-17 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句607・きれきれ俳句1-1けり1・鈴木美喜子01・2023-02-17(金)
○「初蝶の黄に逢ひ白に逢ひにけり」(『初蝶の』2021)(鈴木美喜子01)
○季語(初蝶・初春)(「→ふらんす堂編集日記」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:俳句の余韻を深めるための切字「や」「かな」「けり」を使った俳句。第1回目は詠嘆・発見の「けり」。黄や白の初蝶に出逢った感動が「けり」のなかにこめられている。収集句41,129句中「けり」使用句は2,259句。使用率は5.5%。決して低い数字ではない。


鈴木美喜子(すずきみきこ)
○好きな一句「ぶらんこの空いて砂場の混んでをり」(『初蝶の』2021)02
○季語(ぶらんこ・三春)(引用同上)

【Profile】:1933年埼玉県出身。1985年「若葉」に入会、→清崎敏郎に師事「若葉」同人。

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