俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○色彩俳句490「蘇る樹頭の華や朱夏の天」(太田鴻村)

2020-08-07 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句490・朱9・太田鴻村01・2020-08-07(金)
○「蘇る樹頭の華や朱夏の天」(太田鴻村01)
○季語(朱夏・三夏)(→「朱夏の碑文について」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえくけこせそちつてにぬねのはひへほみむめもや~)】

【鑑賞】:豊川海軍工廠空襲(昭和20年8月7日)による国府高等学校犠牲者慰霊碑「朱夏の碑」に刻まれる。季節が夏から秋へと移ろう日。


太田鴻村(おおたこうそん)(1903~1991)
○好きな一句「人去つて冴ゆるほかなき夕ざくら」(『穂国(ほのくに)』1941)02
○季語(夕ざくら・晩春)

【Profile】:愛知県豊川市出身。俳句は「石楠」俳人の兄・太田穂村の遺志を継ぎ、1919年→臼田亜浪門に入る。「石楠」最高幹部。→大野林火、→栗生純夫らと活躍。1947年「林苑」創刊主宰。

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