俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句494・白59・瀬戸優理子03・2020-08-31(月)
○「秋茄子を割れば放心の白さ」(『微熱』30句)(→瀬戸優理子03)
○季語(秋茄子・仲秋)(「現代俳句新人賞平成27年度第33回受賞作品『微熱』30句」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日は「野菜の日」。夏野菜の代表選手茄子。深い茄子紺を包丁で割る。そこには「放心」するほどの眩しい白があった。「放心」の二つの意味を調べてみた。①魂が抜けたようにぼんやりしていること。②気がかりな事を心から払いのけること。放念。安心。休神。掲句はどちらかというと②に近いような意味ではないか。