俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句448・オノマトペ62・太田寛郎01・2019-09-12(木)

2019-09-12 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句448・オノマトペ62・太田寛郎01・2019-09-12(木)
○「人妻をむんずと借りて運動会」(『一葦集』1988)(太田寛郎01)
○季語(運動会・三秋)(「俳句201705」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「人妻をむんずと」でただならぬ緊張感。直後の「借りて運動会」でほっとします。穏便に「人妻の腕をむんずと掴む」なんて借り物競争ならではであります。

 

●太田寛郎(おおたかんろう)
○好きな一句「火の粉一つ炭をはなれて爆ぜにけり」(『花鳥』2006)02
○季語(炭・三冬)(引用同上)

【Profile】:1940年神奈川県出身。1978年「」入会、→鷹羽狩行に師事。1985年、狩新人賞及び評論賞。1985年同人。1995年狩同人賞。

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