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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句448・朱8・志摩知子01・2019-09-11(水)

2019-09-11 04:56:00 | 色彩俳句


●色彩俳句448・朱8・志摩知子01・2019-09-11(水)
○「天鵞絨のの鶏頭にそそぐ雨」(志摩知子01)
○季語(鶏頭・三秋)(→「現代俳句データベース」より引用)※天鵞絨ビロード:織物の一つ。綿・絹・毛などで織り、こまかい毛をたて、なめらかでつやのある織り方。ベルベット。【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「天鵞絨」には色(青みがかった暗い緑)の意味もあるが、ここでは生地の材質。まるでビロードのような質感の朱色の鶏頭に雨が降り注ぐ。

 

●志摩知子(しまともこ)
○好きな一句「若葉風具足並べし奥座敷」02
○季語(若葉風・初夏)(引用同上)※具足:甲冑(かっちゅう)、または、よろいの簡略なもの。

【Profile】:1930年神奈川県鎌倉市出身。1989年夫・→志摩芳次郎との訣れのあとカルチャー教室、各句会などを引きつぐ。1989年12月芳次郎傘下の仲間たちと月刊誌「和賀江」を創刊。

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