●方法俳句448・オノマトペ62・太田寛郎01・2019-09-12(木)
○「人妻をむんずと借りて運動会」(『一葦集』1988)(太田寛郎01)
○季語(運動会・三秋)(「俳句201705」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「人妻をむんずと」でただならぬ緊張感。直後の「借りて運動会」でほっとします。穏便に「人妻の腕をむんずと掴む」なんて借り物競争ならではであります。
●太田寛郎(おおたかんろう)
○好きな一句「火の粉一つ炭をはなれて爆ぜにけり」(『花鳥』2006)02
○季語(炭・三冬)(引用同上)
【Profile】:1940年神奈川県出身。1978年「狩」入会、→鷹羽狩行に師事。1985年、狩新人賞及び評論賞。1985年同人。1995年狩同人賞。
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