俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句439・比喩(直喩)=めく10・森田純一郎1・2019-07-11(木)

2019-07-11 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句439・比喩(直喩)=めく10・森田純一郎1・2019-07-11(木)
○「クレーンの恐竜めくや夏の海」(森田純一郎1)
○季語(夏の海・三夏)(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:巨大なクレーンが大きく動きながら作業が進んでいく。海浜の工事現場だ。クレーンの首は逆光に黒い影となり、まるで恐竜の首のようである。

 

●森田純一郎(もりたじゅんいちろう)
○好きな一句「すぐ乾くマンハッタンの夕立かな」(『マンハッタン』2002)2
○季語(夕立・三夏)(「俳句201707」より引用)

【Profile】:1953年大阪市出身。「かつらぎ」創刊主宰→阿波野青畝、2代目主宰、父・→森田峠に師事。1986年「かつらぎ」へ投句開始。1994年「かつらぎ」同人。1998年「かつらぎ」新人賞受賞。2013年「かつらぎ」副主宰から主宰。

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