俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句440・質感=固7・今井妙子1・2019-07-17(水)
○「鉾揺れて稚児人形の固き揺れ」(『稚児人形』1987)(今井妙子1)
○季語(鉾・晩夏)(「俳句201705」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:祇園祭の山鉾巡行の長刀鉾の稚児人形。昔は生稚児(いきちご=人間の稚児)を乗せていたようですが、現在では稚児人形となったようです。その「人形としての固い揺れ」を詠んでいます。
●今井妙子(いまいたえこ)
○好きな一句「燈台の光芒の中避暑家族」(『稚児人形』1987)2
○季語(避暑・晩夏)(引用同上)
【Profile】:1930年愛媛県松山市出身。1962年「雨月」入会、大橋櫻坡子・→敦子・→晄に師事。1982・83年推薦作家首位、1984年雨月集作家同人。