俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句439・掌15・鈴木鵬于1・2019-07-09(火)
○「掌にとればすすり泣くよな海月かな」(『蔓荊』1946)(鈴木鵬于1)
○季語(海月・三夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「すすり泣くよな」という比喩。掌にとった海月から放出された海水でしょうか。刺されたりしなければいいのですが。
●鈴木鵬于(すずきほうう)(1910~1944)
○好きな一句「月光や谷を流るる杉丸太」(『蔓荊』1946)2
○季語(月光・三秋)
【Profile】:三河の医家に生まれる。1927年、→臼田亜浪門に入門。同郷の川合華光・伊藤明峰らの江楠会に所属、「石楠」昭和前期の新人として活躍。死後、遺句集「蔓荊」が刊行された。