俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句439・美し俳句2-8・渡辺純枝4・2019-07-12(金)
○「かの世なほ美しからむ箱眼鏡」(「悼 安騎生」の前書き。)(→渡辺純枝4)
○季語(箱眼鏡・三夏)(→「俳句αあるふぁ2014年8-9月号」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:同じ「晨」に所属した俳人・→藤本安騎生(1928~2014)への追悼句である。あきらかにこの句は、藤本安騎生の句「この世よりおもしろきかな箱眼鏡」3(『深吉野』2003)をうけたもの。俳人と俳人の「この世」と「かの世」との美しい橋渡しである。