俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句375・晩年(時間)3・北見弟花1・2018-4-15(日)
○「花屑を敷く晩年の立ちくらみ」(北見弟花1)
○季語(花屑・晩春)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:花筵から立ち上がった時に立ち眩みをおぼえた。この今の「花屑」の時が自分の晩年だと意識することは「覚悟」のひとつである。
●北見弟花(きたみていか)
○好きな一句「廃村のはじめ廃校花の奥」(「樹氷」)2
○季語(花・晩春)(「俳句201705」より引用)
【Profile】:1929年北海道出身。17歳から作句。塩野谷秋風、→金尾梅の門、→河野南畦に師事。季節賞受賞。「樹氷」代表。「あざみ」同人。北北海道現代俳句協会顧問、旭川俳句連盟会長。
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北見弟花掲載句
03立夏の川ひかりとならぬ鳥は無し(立夏・初夏)〈色彩529・光彩20〉2021/5/5