俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句375・肋骨2・榊原伊美1・2018-4-17(火)
○「花衣の内なるところ肋骨」(榊原伊美1)
○季語(花衣・晩春)(「俳句201706」創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱ」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:桜の下の服飾は観桜の空の天候に左右される。暖かく花が喜んでいるか、花冷えに引き締まっているか。いずれにしても私の衣類の下は、あばら骨がごつごつとしている。
●榊原伊美(さかきばらいみ)
○好きな一句「急ぎ帰らう白もくれんの錆はげし」(「鷹」)2
○季語(白もくれん・仲春)(引用同上)
【Profile】:1932年宮城県出身。1955年「駒草」入会。1965年「駒草」一力五郎賞受賞。1978年「鷹」入会。1981年「駒草」退会、「俳句饗宴」入会。1999年、第34回鷹俳句賞受賞。2009年月光集同人。