俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句374・数詞効果23・四ッ谷龍1・2018-4-12(木)

2018-04-12 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句374・数詞効果23・四ッ谷龍1・2018-4-12(木)
○「千万の菫咲かせてわが死角」(四ッ谷龍1)
季語(菫・三春)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:死角というものは概して角度の幅の小さいところに存在するが、その見落としの深刻度は高い。千万の菫の視界の只中にいても菫の見えない死角があるのだ。

 

四ッ谷龍(よつやりゅう)
○好きな一句「はればれとわたしをころす桜かな」2
季語(桜・晩春)

【Profile】:1958年北海道札幌市出身。1974年、→藤田湘子主宰「」入会。1983年第2回現代俳句評論賞受賞。1987年、→冬野虹との二人誌「むしめがね」創刊、編集発行人。

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