俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句376・季節(時間)3=晩春・小枝恵美子1・2018-4-22(日)
○「晩春をヌード気分のマヨネーズ」(『ポケット』1999)(小枝恵美子1)
○季語(晩春・晩春)(「増殖する俳句歳時記」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:次元の「時間」としての「晩春」は初登場です。二十四節気の「清明」(2018年は4月4日)から「立夏」(2018年は5月5日)前日までが「晩春」とされています。ビニールの包装を取り去ったあとの晩春気分のマヨネーズ。
●小枝恵美子(こえだえみこ)
○好きな一句「野遊びやグリコのおまけのようなひと」(『ポケット』1999)2
○季語(野遊び・晩春)(引用同上)
【Profile】:1953年生まれ。1999年に「句集コレクション七つの帆」の一冊、『ポケット』(第1句集200句)刊行。「船団」会員。