俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0288・比喩(直喩)=めく07・丸山佳子01・2016-07-18(月)
○「海の日や中州に鷺の梵字めく」(『緋衣』1954)(丸山佳子01)
○季語(海の日・夏) 「うみのひやなかすにさぎのぼんじめく」(→「関西現代俳句協会」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:卒塔婆に使われるあの梵字。いろいろな「梵字」の形を見ると表意文字のようですが何の形かはわかりません。ふと作者は鷺の形に見えました。ある「海の日」のことでした。
●丸山佳子(まるやまよしこ)(1908~2014)
○好きな一句「けふよりのいのち長かれ髪洗ふ」(「京鹿子」200408)02
○季語(髪洗ふ・夏) 「けふよりのいのちながかれかみあらふ」(→「俳誌のサロン」より引用)
【Profile】:奈良県出身。「京鹿子」名誉顧問。現代俳句協会名誉会員。→丸山海道夫人。京都府にて106歳の天寿を全うされた。